コラーゲンって何?飲んだり塗ったりして意味あるの?
- 大久保亮介
- 4月5日
- 読了時間: 3分
大久保です。
F1日本GP予選。
角田選手はQ2敗退で厳しい予選になったけど、明日の決勝で挽回してくれるだろうと願い、明日はDAZNで応援します。
ちなみに明日はサンフレ現地観戦予定ですので、サンフレとF1同時並行です。
忙しや忙しや。
コラーゲンって何?飲んだり塗ったりして意味あるの?
さて本題です。
コラーゲン入り飲料
コラーゲン入り化粧水
コラーゲン入りシャンプー
色んなものにコラーゲンが入ってますよね。
何となく肌や髪、関節にも良さそうなコラーゲンですが、皆さんはコラーゲンについてどこまでご存知ですか?
今日はコラーゲンについて簡単に解説します。
まず、コラーゲンは、体内に最も多く存在するたんぱく質の一種で、皮膚・骨・軟骨・腱・血管・歯など、さまざまな組織を構成する重要な成分です。
皮膚の弾力やハリを保つ働きがあるため、美容面でよく注目されますし、関節内のクッションの役割を果たすことから、健康面でも重要な役割を果たしています。
コラーゲンは、体内の全たんぱく質の約30%を占めています。
コラーゲンは加齢とともに体内での生産量が低下し、シワの原因になったり、関節負担の原因になると考えられています。
だから、『コラーゲン入り飲料飲んだら関節負担が減る!』とか『コラーゲン入り化粧水使ったら肌がプルプルになる!』っていう考えになるんですね。
うむうむ。
しかし実際には、そんな単純なことではないんです。
『効果あるよ〜!』っていうエビデンスも出てるっちゃ出てます。
でも、資料としてはめちゃくちゃ少なくて、コラーゲン摂ったから良くなった、コラーゲン塗ったから良くなったというのは、まだまだ疑問が残るお話なのです。
これは、コラーゲンが体内で生成される流れをちゃんと理解すると『あー』と思ってもらえるかと思います。
コラーゲン生成には、主に『グリシン・リジン・プロリン』というアミノ酸が必要となり、タンパク質が分解&消化されて、この材料が準備されます。
これらが血液を通じて細胞へ運ばれ、線維芽細胞を中心にプロコラーゲンを作ります。
ちなみにこのプロコラーゲン生成のタイミングで最も重要な栄養素がビタミンCで、これが無いと壊血病になります。
ビタミンCによって修飾されたアミノ酸鎖が3本絡んでトリプルヘリックスが形成されると、プロコラーゲンは一旦細胞外に放出され、酵素によって成熟したコラーゲンに変身します。
この成熟したコラーゲン同士が連結して線維化されると、骨や皮膚、腱にこの線維がしっかりと配置されていくというわけです。
はい、長くなったのですが、これ、コラーゲン生成の部分のスタートからもう一度見直してもらうと…。笑
コラーゲンを摂ろうが塗ろうが、カラダにそれが直接沈着する訳ではないことが分かるかと思います。
コラーゲンは【タンパク質(アミノ酸)+ビタミンC+酵素の働き】によって生成され、体内で沈着するのです。
最後に
デスク片付けないとなー。


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