短期ダイエットで体脂肪が落ちない本当の理由とは?
- 大久保亮介
- 4月30日
- 読了時間: 3分
大久保です。
何か夜になると気管が狭くなる感じがしますね、ここ数週間。
空気が本当に悪い。
短期ダイエットで体脂肪が落ちない本当の理由とは?
さて本題です。
日中は暖かく、何となく夏の気配を感じる日も多くなってきて、『お、そろそろダイエットしないと…』と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さすがに私のお客様にはいらっしゃらない(はず)ですが、
『1ヶ月で5kg落としたい!』
『食べる量減らしたからすぐ痩せるはず!』
と意気込んで、頑張って体重を落としたとしても、見た目は変わらないどころか、何かカラダがダラシなく感じたり、みるみる体重は戻り、むしろリバウンドしてしまったり…。
基本の『き』ですが、改めてダイエットについて簡単に解説します。
まず知っておきたいのは、1kgの体脂肪を燃やすためには約7,200kcalのエネルギーが必要だということ。
単純に、毎日500kcalの赤字を作ったとしても、体脂肪を1kg落とすには、2週間以上かかる計算です。
・ウォーキングやピラティス1時間:約100〜200kcal
・軽いジョギング30分:約200〜300kcal
・おにぎり1つ分減らす:約200kcal
・ポテチ1袋をやめる:約350kcal
いくら運動や食事で体脂肪燃焼を狙ったところで、短期間で劇的に体脂肪を落とすことは、生理学的に難しいことが分かるかと思います。
では、ダイエットを頑張ったとして、短期間で劇的に落ちた体重はいったい何なのか?
結論から言うと、その大半が『水分』です。
とくに炭水化物を減らすことで落ちた体重は、体内のグリコーゲン減少によって排出された水分がほとんど。
炭水化物は体内でグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられていますが、このグリコーゲン1gに対して約3gの水が結びついています。
炭水化物の摂取を減らすとグリコーゲンが減り、それに伴って水分も排出されるため、最初の数日~1週間で大きく体重が減ることがあるわけです。
何度も書きますが、これは脂肪ではなく水分の減少なのです。
次に極端な食事制限や極端な運動ですが、言わずもがな、これもダイエットには絶対NG。
過度な食事制限や運動は、カラダにとっては『危機的状況』です。
極端な食事制限や運動は飢餓状態と判断し、カラダは省エネモードに切り替わります。
その結果、カラダを守るために体脂肪の燃焼は抑えられ、逆に筋肉の分解が進んで代謝が落ちていくという悪循環に陥ります。
頑張り過ぎるほどに体脂肪は落ちにくくなるという、何とも悲しい事実。
じゃあどうすれば良いのか?
答えは単純明快。
運動習慣の構築と、栄養バランスの良い食事管理、十分な睡眠と、なるべくストレスを溜め込まない環境作り、そしてこれらを継続することです。
あなたが落としたいのが“体脂肪”であれば、焦らず継続的にカラダと向き合ってあげる必要があります。
最後に
もっとパーソナルトレーニングしたいなー。
事務作業を誰かに任せられるようにしないと、もっとやりたい事を進められない。


ANT.代表
大久保 亮介
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