ストレッチだけで筋肉が柔らかくならない理由
- 大久保亮介
- 3月29日
- 読了時間: 3分
大久保です。
今日は1日が早かった。
明日は仕事終わりに、家族で仕事へ向かいます。
ストレッチだけで筋肉が柔らかくならない理由
さて本題です。
毎日ストレッチをしてもなかなかカラダが柔らかくなる感じがしない…、日々の努力が報われていない気がする…。
こう考えてしまうと、モチベーションも下がり、ストレッチを行うことをやめてしまう。
といった悪循環に陥ります。
結論から書くと、ストレッチをするだけでは筋肉の柔軟性はあまり向上しません。
向上しないという訳ではありませんが、その努力に対しての成果は、実際にはそれ程見合わないほどしか得られないのです。
ではストレッチをしても意味がないのか?となりますが、そういう訳ではありません。
今回は柔軟性が向上しにくい原因と、効果的な対策について解説します。
1.筋肉は伸びるが『柔らかくなる』わけではない
ストレッチをすると、一時的に筋肉が伸びて関節の可動域が広がります。
しかし、これは筋肉が柔らかくなったわけではなく、脳が『これくらいなら伸ばしても大丈夫』と認識した結果、可動域が広がっただけです。
つまり、ストレッチだけでは本質的に筋肉の質が変わるわけではありません。
2.筋肉の『硬さ』は血流や神経の影響を受ける
筋肉の硬さには、筋肉そのものの性質の他に、血流や神経の状態も大きく関係しています。
例えば、デスクワークで同じ姿勢が続くと血流が悪くなり筋肉がこわばります。
また、ストレスが溜まると交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなります。
ストレッチだけで柔らかくならないのは、これらの要因が影響している可能性があるのです。
3.筋肉の柔軟性には『筋力』も重要
意外かもしれませんが、柔軟性を高めるには筋力も必要です。
筋力が不足すると、カラダは『これ以上伸ばすと危険』と判断し、防御反応で筋肉を縮めてしまいます。
特に体幹や股関節周りの筋力が弱いと、ストレッチをしてもなかなか柔らかくなりません。
カラダの柔軟性確保には、確実に筋トレが必要となります。
4.受動的なストレッチだけでは効果が薄い
ストレッチには『静的ストレッチ』と『動的ストレッチ』があります。
筋肉の柔軟性を高めるには、一般的に行われることの多い静的ストレッチだけではなく、動的ストレッチや筋肉を使うトレーニングも必要です。
ヨガやピラティスのような、筋肉を伸ばしながら使う運動を取り入れると柔軟性が向上しやすくなります。
5.効果的な対策
対策としては、ストレッチだけではなく、以下のポイントも意識すると筋肉が柔らかくなりやすくなります。
①適度な運動で血流を改善する
軽いジョギングやウォーキングを行い、筋肉に十分な血液を送ることで、こわばりが取れやすくなります。
②筋力トレーニングを取り入れる
特に体幹や股関節周りの筋肉を鍛えることで、ストレッチの効果が出やすくなります。
③リラックスして神経の緊張をほぐす
深呼吸やマッサージを取り入れることで、副交感神経を優位にし、筋緊張を和らげます。
④動的ストレッチを行う
ラジオ体操やヨガ、ピラティスなど、動きながら筋肉を伸ばす動作を取り入れると、柔軟性が高まりやすくなります。
最後に
六望幸せ。



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